2003年7月15日
電子カルテ時代に向けた新システム 静岡厚生病院で稼動
静岡県厚生農業協同組合連合会の静岡厚生病院様(下地英機院長・病床数265床)は、電子カルテシステムを見据えた基盤整備としてSBS情報システムの医療情報システムを導入、このほど稼動いたしました。新築棟の竣工と同時期のシステム稼動となり、配色に配慮した明るい雰囲気の建物の中で新しいシステムが誕生しました。
厚生4病院で統一システム
静岡厚生病院様 全景
静岡厚生病院様では、清水厚生病院様、遠州総合病院様、中伊豆温泉病院様とともに厚生4病院統一システムを構築します。今回は、処方オーダエントリシステムと診療予約システムを中心とした構成となっており、今後、各病院毎にシステム種を増やしながら段階的に稼動します。厚生4病院様が統一システムを使うことになれば、病院業務の標準化を促進することができます。
指紋認証システムを採用
新システムの特長の一つにセキュリティ対策の強化が挙げられます。操作者の本人認証に指紋や声紋等を利用したバイオメトリクスが注目されていますが、今回、静岡厚生病院様では全端末に指紋認証システムを採用しました。指紋認証システムは、端末毎にUSB接続の指紋認証機器を設置し、操作者がログイン時に機器に指を置き、事前にサーバに登録した指紋と合致することで確認をとるものです。従来のパスワードによる本人認証よりも「なりすまし」がしにくく、ほぼ確実に本人であることが確認できます。
画像データの送受信を見据え 高速ネットワーク網を整備
指紋認証システムでログイン
もう一つの特長として、高速ネットワーク網の整備があります。基幹に光ケーブルを採用しているため、将来、画像データが頻繁にやりとりされるようになった場合でも対応できる基盤が整いました。さらに、ネットワーク回線とネットワーク機器を2重化しており、障害発生時にもノンストップ稼動が可能な構成となっています。
新しいフロアは明るく快適
また、静岡厚生病院様では1998年より新築工事を順次進め、今年6月末に竣工を迎えました。新病院の基本コンセプトは「安全(災害に強い)で快適な療養環境の提供」ということです。建物内の配色はカラーコーディネーターがプロデュースしており、訪れた患者様がリラックスできる空間を創出しています。
今回のシステム導入にあたり、病院関係者の皆様には大変お世話になりました。新システム構築と新築工事が同時進行だったため、多忙を極めた中ご尽力いただきました。深く感謝申し上げます。
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