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PrimeKarte 災害時対策システム

災害時処方箋出力システム焼津市立総合病院で稼働

 焼津市立総合病院様では、大規模災害時などさまざまなシステム障害を想定し、SBS情報システム「PrimeKarte」の災害時対策システムをご採用いただいています。そこへ新たな対策として災害時処方箋出力システムを導入しました。

災害時に救急対応する医師負担を軽減

災害時対策システム全体像  災害時、災害拠点病院には、通常を多く超える患者が来院し、救急対応にあたる医師には膨大な量の処方箋を発行する業務が発生することが予想されます。災害時対策システムがない施設では、災害時に電子カルテシステムが停止すると、患者の診療情報の閲覧ができないだけでなく、処方箋の発行も手書きの対応を強いられます。焼津市立総合病院様におかれましては、すでに災害時対策システムの導入により、基幹の電子カルテシステムが停止していても患者の診療情報を閲覧することは可能ですが、処方箋の発行はシステムで行うことができませんでした。
 そこで今回、災害時に救急対応する医師の業務負担を軽減することを目的に、災害時処方箋出力システムを導入するに至りました。

PrimeKarte災害時処方箋出力システム

災害時処方箋出力システム概要図  災害時処方箋出力システムは、平時にて1日1回夜間処理により、電子カルテサーバより専用PCへ、診療情報を転送します。よって有事には、災害時対策システム・エリア参照カルテ同様、院内ネットワークが停止しても、PCはスタンドアロンで稼働します。そして、このPCを利用して該当患者の過去の処方歴から、同じ内容の処方箋を本日日付で発行する仕組です。実際には接続されたプリンタから処方箋を印刷するとともに、同時にPDFにて印刷履歴を管理するため、電子カルテシステムが復旧した後は、その間に発行した処方箋を電子カルテシステムへ反映できます。

BCP対策として訓練にも活用

 またBCP対策として、これらの機能が災害時に確実に利用できるよう、災害時システム利用のシミュレーションや、法定停電時の災害時システム担当による操作指導などを、院内の防災訓練に取り入れています。訓練に取り入れてから6年目となる今年は、この災害時処方箋出力システムも含めての訓練を実施します。

 SBS情報システムはこれからも「災害時にも医療を支えるシステム」に磨きをかけ、お客様のさらなる要望に応えるべく、研究開発を進めていきます。

お問い合わせ

医療事業本部 営業部 杉保 直洋
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