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静岡県市町AI-OCRサービス共同導入 AI-OCRサービス「DX-Suite」を採用

 SBS情報システムは、静岡県市町AI-OCRサービス共同導入のプロポーザルに参加し、本サービスを受託しました。今回の共同導入において、当社はLGWANを利用し、高い識字率を誇るAI-OCRソフト「DX-Suite」をご提供します。今年度は、湖西市様、牧之原市様、伊豆市様でサービスの稼働を予定しています。

政府が自治体職員の業務改善に本腰

 総務省は「デジタルガバメント実行計画」において、地方自治体が取り組むべき事項・内容のうち、「自治体のAI・RPAの利用推進」を重点事項のひとつに掲げました。そこでは多忙化する職員の負担を軽減し、本来注力するべき業務に振り向けるため、地方自治体の業務の在り方そのものを刷新する必要性を説いています。

効果検証を受け、共同導入へ

 静岡県デジタル戦略課様では、令和3年度に県内の市町に対してICT導入実証支援として、複数市町の参加によるAI-OCRの実証実験を通して効果検証を行いました。令和4年度には共同導入を円滑に進めるための仕様書案や導入スケジュールなどの必要事項のとりまとめをし、今回の調達に至りました。
 なお、調達の際には、今回の共同導入事業に参画する湖西市様、牧之原市様、伊豆市様が選定委員となり、当社サービスを評価していただきました。


▼エントリー画面

高精度と学習機能が強みのAI-OCR「DX-Suite」

 今回の調達で当社は、AI-OCRソフト「DX-Suite」をご提案しました。「DX-suite」は、紙帳票の「活字文字」「手書き文字」を高精度にデータ化することができ、さらにAI学習機能を搭載しているため、サービスレベルを継続的に向上することができます。
 当社は、愛知県内で豊富な実績のある株式会社日立システムズと協業することで、LGWAN環境下において高いセキュリティを実現したサービスをご提供します。


▼判読画面

利用促進を目指し、参加団体募集

 静岡県デジタル戦略課様では、事務作業の改善、軽減のノウハウを他の自治体にも展開するために、さらに利用団体を募集することを計画しています。
 また、当社はRPAサービスも提供していることから、AI-OCRとRPAサービスとを連携したサービスを構築することも可能です。
 現在、わが国では出口が見えないコロナ禍が続くなか、少子高齢化や人口減少の進展などの社会問題を慢性的に抱えています。そのような状況を受け、自治体職員の皆様に求められる業務は、より専門化と多様化が進み、その一方でスピード感も求められています。
 この難局を乗り越える一助となるよう、当社では今後も自治体業務に精通している強みを生かして、自治体のDX推進を後押しする製品やサービスの提供を続けていきます。