SBS情報システムは2022年7月13日から15日、東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2022」に出展しました。当社製電子カルテシステム「PrimeKarte」をはじめとするPrimeシリーズのほか、地域医療・介護をサポートするヘルスケアソリューションを展示しました。
- 通常開催に戻った国際モダンホスピタルショウ
国際モダンホスピタルショウは、おととしはコロナ禍の影響を受け中止され、さらに昨年は東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中だったため、会場や日程が変更されるなど規模を縮小しての開催でした。
今年は、会場も日程も例年通りの開催となり、「健康・医療・福祉の未来をひらく~人と地域でつむぐ命の輝き~」をテーマに、約130社・団体が出展しました。
また、オンライン形式の「ホスピタルショウオンライン」も6月1日から7月15日まで同時開催され、現地を訪問できない方向けにも配慮されていました。
▼当社展示ブース

- HL7®FHIR®対応電子カルテシステムを展示
当社の展示テーマは、「HL7FHIR対応電子カルテシステム『PrimeKarte』」です。医療情報交換のための国際標準規約であるHL7(Health Level Seven)の1つであるFHIR(Fast Healthcare Interoperability Resource)を新たに実装したPrimeKarteの展示をメインに来場者にアピールしました。
令和4年度の診療報酬改定において「標準規格の導入に係る取組状況等について、別添様式により届け出ること」という項目が追加されていますが、ここで記されている「標準規格」とはHL7FHIRを指しています。また、厚生労働省が掲げるデータヘルス改革の一環で、国民の健康確保のためにビッグデータ活用推進を担うのがHL7FHIRとなります。
このようにHL7FHIRの注目度が高まる状況を受け、PrimeKarteを「HS036 処方情報 HL7FHIR記述仕様」「HS038 診療情報提供書 HL7FHIR記述仕様」「HS039 退院時サマリー HL7FHIR記述仕様」に対応させ、新たにリリースすることになりました。
▼展示テーマ「HL7FHIR」が注目

- HL7®FHIR®の高い注目度を実感
当社ブースに多数の医療関係者やヘルスケア関連企業関係者が立ち寄り、HL7FHIRの対応状況や関連製品の詳細な説明に耳を傾けていただきました。また、コロナ禍の開催でしたが、多くの出展企業が感染症対策を徹底した上でのイベント対応やオンライン形式の展示に慣れ、ウィズコロナ時代の新しいかたちが確立しつつあると感じました。
この度、国際モダンホスピタルショウ2022にて現地会場にお越しいただいた方、またホスピタルショウオンラインで当社サイトへアクセスしていただいた方に感謝申し上げます。
技術革新が著しい医療・介護IT業界ですが、当社は新しい技術やサービスを皆様へ提供できるよう、邁進し続ける所存でございます。