静岡県吉田町様において、オンライン上で24時間、空き状況の確認から予約、決済、鍵の解錠番号取得、本人確認まで行える「吉田町施設予約システム」を構築しました。2026年3月より本格運用がスタートしています。本システムがもたらす利便性の向上と、行政DXの取り組みについてご紹介します。
- 2026年3月より本格運用を開始
自治体様向けに展開している公共施設予約システム「CompRe:(コンプリ)」が、このたび静岡県吉田町様に導入され、2026年3月から本格的に運用を開始しました。これにより、町内のスポーツ施設や公民館などの予約・決済だけでなく、施設の鍵の解錠番号の取得、そしてデジタル庁の「デジタル認証アプリ」を活用した本人確認まで、一連の手続きをオンライン上でシームレスに完結することが可能となりました。
▼ 吉田町施設予約システム画面・二次元コード

- 「デジタル認証アプリ」との連携による本人確認の効率化
吉田町様における大きな特徴が、デジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」との連携です。スマートフォンとマイナンバーカードを使い、オンラインで安全に本人確認ができる仕組みです。従来、厳格な本人確認を行うためには、利用者が直接窓口へ足を運ぶ必要がありました。しかし本システムでは、初回の利用者登録時にスマートフォンでマイナンバーカードを読み取ることで、氏名・住所・生年月日・性別の「基本4情報」が正確に自動入力され、手入力や窓口対応なしで確実な本人確認が完了します。さらに、次回以降のログインもカードをかざすだけで行えるため、ID・パスワードの入力も不要です。これにより、住民の利便性向上と施設職員の窓口業務の大幅な効率化を同時に実現しました。
なお、同アプリは2026年夏に「マイナアプリ」へ統合される予定です。この統合により、実物のマイナンバーカードだけでなく、AndroidやiPhoneの電子証明書による認証も可能となります。こうした国主導の仕様変更に対してもシステム側が標準機能として追従するため、自治体様側での特別な改修は不要です。「国のデジタル基盤の進化を、即座に住民サービスへ還元できる」という点は、本システムを導入いただく上での将来的なメリットです。
▼ 新規登録画面

- 電源・通信環境不問の「スマートロック」による鍵管理の無人化
吉田町様では「スマートロック」も合わせて導入していただきました。システムで解錠用のパスワードが利用者に自動通知され、利用者は施設利用の当日、そのパスワードをスマートロックに入力することで、中にある物理鍵を取り出すことができる仕組みです。このスマートロックの導入により、夜間や休日など、職員が常駐していない時間帯や施設であっても、安全に鍵の受け渡しができるようになりました。
当社が提案するキーボックス型のスマートロックは、乾電池式でオフラインで動作します。Wi-Fi環境の構築や電源の確保が難しい屋外のスポーツ施設などでも、安価に導入できる点が大きなポイントとなっています。
- 自治体の未来を支えるDXパートナーとして
当社は、施設管理における職員の皆様の負担軽減、利用者の皆様の利便性向上、ひいては施設の稼働率向上のために、DXの力で自治体の皆様のお仕事をサポートします。
施設予約システムの導入や、既存システムの刷新をご検討中の自治体・施設管理者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。