医療法人社団灯弘会かげやま医院様(影山慎二院長;静岡市葵区)はSBS情報システムの統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」を採用し、2020年1月6日より稼働しました。
- 初の透析診療所向けへの導入
医療法人社団灯弘会かげやま医院様は、静岡市葵区にある泌尿器科・性病科・血液透析科・循環器科を標榜している診療所です。1977年に開院され、静岡市内で最も歴史のある泌尿器科専門の診療所です。2011年に開院当初の「しお医院」から現在の「かげやま医院」へ名称を変更されています。
かげやま医院様は、無床の診療所ですが外来透析ベッドが32床あり、午前・夕方と2クールの透析を実施されています。当社直接の診療所向けの導入は2件目であり、透析を行われている診療所向けの当社システム導入は、かげやま医院様が初めてです。
今回のシステム導入プロジェクトでは、既存で稼働している透析システムとの接続が重要なポイントでした。また、前システムで独自に構築されていました透析システムとの連携については、同様の仕組みを「PrimeKarte」でも構築し、透析システムにて登録された透析記録については、電子カルテシステムで閲覧できるように連携しました。

- PrimeKarte導入で業務を効率化
かげやま医院様は、「PrimeKarte」導入までは他社製オーダリングシステムを利用されており、紙カルテでの運用をされていました。しかし、電子カルテ化により紙カルテがなくなり、パソコンからいつでも診療記録の記載、およびカルテ情報を閲覧することができるようになりました。
加えて、外来患者様の受付業務をシステム化することにより、診察や検査の進捗状況を把握することができ、外来業務がスムーズになりました。
検体検査結果の情報においても、これまでは伝票で運用されていましたが、システム化することで検査検査の数値を時系列に一覧で参照でき、閲覧性を高めることができました。
今回、当社の電子カルテシステムを導入したことで、カルテ記載における業務負担を軽減し、患者様のカルテ情報の閲覧性が向上したことにより業務の効率化を実現しました。
SBS情報システムでは、今後も病院及び診療所向けにお客様のニーズに合ったサービスを提供していきます。
最後になりますが、今回のシステム導入にあたり影山院長や総務課長澤様をはじめかげやま医院職員様にも多大なご尽力を賜りました。この場をお借りし深く御礼申し上げます。