三島市、伊豆市及び伊豆の国市電算センター協議会3市様は、2019年11月から2020年1月にかけてSBS情報システムの総合行政システムを、オンプレミス型からクラウド型へと移行し、「STAFF-クラウド」として稼働しました。
- 伊豆市、伊豆の国市、三島市の3団体をクラウド化
協議会3市様は、2014年より当社の総合行政システム「STAFF-Suite」をご利用いただいてます。このたび伊豆市様が2019年11月5日、伊豆の国市様が同年12月2日、三島市様が年明け2020年1月6日に、それぞれオンプレミス型からクラウドへの移行を完了、「STAFF-クラウド」としてシステム稼働しました。
これにより、当社の総合行政システム「STAFF-Suite」をお使いいただいている静岡県内12団体のうち10団体が「STAFF-クラウド」に切り替りました。残り2団体においても今年度中に切り替る予定となっています。
- 大規模なプロジェクト
クラウド化にともなって、3市様のシステムを短期間で切り替えていく必要があり、プロジェクトとしては大規模なものとなりました。なかでも滞納管理システムについては、伊豆市様では西鉄情報システム株式会社、伊豆の国市様は北日本コンピュータサービス株式会社、三島市様は株式会社シンク、と各団体個別の環境、要望にあったパッケージシステムをご利用いただいてます。こうした他社製のパッケージシステムについても、「STAFF-Suite」と同様に当社データセンターでのクラウドサービスへ切り替えました。

- プロジェクトの確実な推進
短期間での移行プロジェクトとなりましたが、伊豆市、伊豆の国市、三島市の各情報担当者様とコミュニケーションを密にし、3市ごと細かい課題の洗出しと、それらの解決策を検討していく打合せを重ねることで、漏れのない情報共有ができました。
また、各団体の原課ご担当者様からも検証作業などでご支援、ご協力を頂くことで、切り替え当日は大きな問題もなく順調に稼働することができました。

- データセンターを利用したサービスの拡大
当社では、不測の事態においても行政事務の継続性をさらに高める「閉域網LTE回線接続サービス」や、日々の運用でご負担となっている住基ネットのハウジングサービスといった、データセンターを利用したサービスのラインナップ拡大を計画しています。これによりさらなる市民サービスの向上、職員様の負担軽減を実現していきます。
最後になりますが、STAFF-クラウドへの切り替えにあたり協議会様や各団体の情報担当者様をはじめとして職員の皆様には、多忙な中で大変多くのご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。