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家屋評価システム「HYOCA-Z Web」 全国でクラウド化が加速

 家屋評価システムは、近年データセンターまたはLGWAN-ASPでの利用が進み、庁舎内にサーバを設置しない自治体が大半を締めています。静岡県内では、28自治体がHYOCA-Z Webをご利用いただいていますが、そのうち8割を超える24自治体がクラウドを利用しています。全国的にも、運用、価格、災害や障害への対応などを考慮し、LGWAN-ASPを選択される自治体が年々増えています。

磐田市様がLGWAN-ASPへ移行

 磐田市様は2022年9月1日よりLGWAN-ASPでの家屋評価システム利用を開始しました。
 従来、庁舎内にサーバを設置してHYOCA-Z Webをご利用いただいていましたが、サーバトラブルの際に解決まで時間を要したことがありました。
 そこで、LGWAN-ASPによる弊社データセンターからのサービス提供へ変更することにより、データセンターの仮想化技術によるハード障害リスクの低減や、万が一のトラブルの際も弊社が迅速に対応できるようになりました。


▼HYOCA-Z Web 平面図

地方公共団体情報システムの標準化に向けて

 自治体システムの標準化・共通化により、今後ガバメントクラウドへの移行が進んでいきます。現時点では、家屋評価システムは「標準準拠アプリ以外のアプリ」と定められており、ガバメントクラウドの利用は必須ではありませんが、HYOCA-Z Webはガバメントクラウドでの利用が可能になるように、API連携への改修を予定しています。
 ガバメントクラウド・LGWAN-ASP・自庁舎設置型・スタンドアロンなど、それぞれの自治体様のご要望に合わせて、いずれの形態でも導入が可能となります。
 特に、標準化およびガバメントクラウドの状況が不透明な中で、サーバの機器更新を予定されている自治体様に関しては、「サーバを更新してしまったためにガバメントクラウドへリフトできない」や「ガバメントクラウドへリフトしたためにサーバが不要になってしまった」ということなどがないように、サーバを購入しなくても運用が可能なLGWAN-ASPをご検討いただければと思います。


▼HYOCA-Z Web 基本情報

HYOCA-Z WebがMicrosoft Edgeに対応

 本年度のバージョンアップによりHYOCA-Z WebはMicrosoft Edgeに対応します。
 Edge版のHYOCA-Z Webは従来の操作性はそのままに、レスポンスの向上、画面レイアウトの見直しを行い、より使いやすい仕組みとなっています。
 また、ご要望をいただいていたUNDO機能の強化などのバージョンアップも行いました。今後も課題や要望がございましたら是非お聞かせください。