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「勤怠管理システム(i-net)」 伊豆市にて提供開始

 伊豆市様は「勤怠管理システム(i-net)」を導入し、2023年2月1日から運用を開始しました。当社にとって第1号ユーザーとなります。

伊豆市様の運用に合わせた勤怠管理システム

 伊豆市様では、これまで勤怠の管理はグループウェアの一部機能を使って運用されていました。2022年度に実施したグループウェアの更新と共に、勤怠管理システム導入に向けた検討が始まりましたが、機能面、費用面においてなかなか要件を満たすシステムが見つからず悩まれていました。そのような経緯から当社にご相談いただき、伊豆市様にとって最適なソリューションを考えた結果、既に提供している人事給与システムと柔軟にデータ連携ができ、市独自の機能にも対応可能な「勤怠管理システム(i-net)」を提案し、ご採用いただきました。この製品は、システムの維持管理における負担軽減を考慮し、当社データセンターにおけるクラウドサービスとして提供しています。
 勤怠管理システム(i-net)は、当月の勤務状況と休暇や時間外勤務等の各種申請を一括管理することで、各職員の一ヶ月の勤務表を自動で作成するとともに、就業データについても簡単に集計することが可能となっています。
 人事給与システムとの連携(各職員の一ヶ月の時間外データを割増率ごとに集計、職員情報とともに人給システムから取込み)にも対応しており、年度替わりで多忙な時期でもある4月の異動時においては、新年度の異動情報を一括で反映させることが可能です。また時間外・休暇(有給、特休)・振替・代休・出張といった庁内で必要となる書類の申請、承認にももちろん対応しています。


▼時間外申請画面

伊豆市ご担当者様からのお声

 総務課ご担当者様と打ち合わせを重ねていく中で、出退勤(ICカードによる打刻)の管理が煩雑となっていることがわかりました。改善に向け、出退勤管理システムの打刻情報を勤怠管理システムに取り込みたいとのお声をいただき、それらを実現することで、所属長、スタッフ長が課員の実働時間や休暇の取得状況などを勤怠管理システム側で簡単に確認することが可能となりました。また、人事給与システムに時間外勤務情報の取り込みが可能となり、給与情報への反映も図れています。そのほか、こども園や観光施設等の変則勤務のある部署においては、システム上でシフト表を作成、データ出力も可能となったことで職員の勤務情報が管理しやすくなったとのお言葉をいただきました。
 伊豆市様の理想とする運用を担当職員様に直接伺いながら、現場に即した機能として反映させたものが、今回導入した勤怠管理システムとなっています。


 勤怠管理システム(i-net)構築にあたり、伊豆市総務課様、地域づくり課デジタル戦略スタッフ様には多大なご尽力を賜り、稼働することができました。今後も伊豆市様DX推進のご支援ができるよう努めてまいります。この場を借りて深く御礼申し上げます。
 なお、勤怠管理システム(i-net)は、吉田町様にて2023年7月に稼働予定となっています。自治体様向け勤怠管理システムとして、今後ご提案してまいります。


▼職員様向け操作説明会