医療法人社団榮紀会 東名裾野病院様(木本紀代子理事長、医療療養病床94床、介護医療院48床、裾野市)はこのほど、SBS情報システムのクラウド型電子カルテシステム「PrimeKarte」の運用を開始しました。オンプレミス型からクラウド化を図ることにより、BCP対策の強化などを実現しました。
- 地域密着型の医療を提供
東名裾野病院様は、内科・整形外科・泌尿器科・リハビリテーション、人工透析を標榜する療養型の医療機関です。隣接する同一医療法人の介護老人保健施設を運営されるなど、裾野市において地域に密着しながら、医療から介護サービスまでを提供されています。
▼東名裾野病院様外観

- クラウド型電子カルテシステムへの更新
東名裾野病院様では、2016年10月から当社製電子カルテシステム「PrimeKarte」を運用されていましたが、今回の更新を機に、オンプレミス型からクラウド型へとサービス提供形態を変更しました。これは、クラウド型のメリットであるサーバ機器の管理業務の軽減やリプレイスコストの抑制に加え、自然災害やランサムウェアなどによるサイバー犯罪を見据えたBCP対策を強化することを狙いとしたものです。
- 高いレスポンス性とセキュアな環境を実現
当社のクラウド型電子カルテシステムは、クラウド環境に接続するための回線として専用線を利用しているため、システムレスポンスはオンプレミス型と遜色ないほか、外部インターネット環境に接続しないため、よりセキュリティレベルの高い環境でご利用いただくことができます。
また、今回の更新で、他社製の栄養管理システムで運用していた業務をPrimeKarteのオプション機能に切り替えたことにより、栄養管理業務の業務改善とコスト削減を実現しました。
- さらなる患者サービス、業務改善を求めて
東名裾野病院様からは、システム更新後も患者様へのサービス向上を目的とした様々な提案依頼をいただいています。当社としても、ご希望やご要望に応えるべく、お客様に寄り添った提案とサービス提供を続けていきます。
今回のシステム導入にあたり、木本理事長をはじめ職員の皆様に多大なご尽力を賜りました。この場をお借りし深く御礼申し上げます。