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国際モダンホスピタルショウ2024 医療DXに関連した最新のソリューションを展示

 SBS情報システムは、2024年7月10日から12日に東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2024」に出展しました。「PrimeKarte」をはじめとするPrimeシリーズのほか、今回のホスピタルショウのテーマである医療DXに関連した最新のヘルスケアソリューションを展示しました。

盛り上がりを見せた開催

 国際モダンホスピタルショウ2024のテーマは「健康・医療・福祉の新たなステージ~DX推進による、確かな進化へ~」。以前はコロナ禍で客足が遠のいていましたが、徐々に来場者も増え、ここ数年では一番の盛り上がりを見せていました。昨年同様、オンライン形式の展示会も併設され、どなたでも参加しやすいスタイルが定着してきました。
▼当社展示ブース

HL7 FHIR関連ソリューションの展示

 医療情報のデータ連携を標準化する国際規格であるHL7 FHIR対応に当社はいち早く取り組み、電子カルテシステム「PrimeKarte」にHL7 FHIRを対応させました。また、医療情報システム別の各種APIを一元的に統合管理するAPI HUB(ゲートウェイ)として「HeDX」を開発し、展示しました。
 現在、業界内で非常に旬な話題のため、多くのブース来訪者にご覧いただくことができました。今後も引き続き先駆者として、HL7 FHIR関連ソリューションの開発に力を入れていきます。

生成AIを活用した先進的機能

 現在、ChatGPTをはじめとした生成AIの発展が目覚ましく進んでいます。当社もその潮流を捉え、各ソリューションに生成AIを組み込むチャレンジをしています。その中でも、「PrimeKarte」への活用を第一に進めており、今回のホスピタルショウに本件を参考出展しました。
 チャットボット機能を搭載し、電子カルテの操作方法を簡単に検索できる機能のほか、メモ書きから自動的にSОAP形式に文書を振り分け、カルテ記載の負担軽減に貢献する機能などを展示しました。

電子処方箋への対応が注目

 電子処方箋は厚生労働省肝いりのプロジェクトであり、各医療機関や薬局が対応を迫られています。そのような状況を踏まえ、当社が展示した電子処方箋機能に対し、多くの来場者からの注目が集まりました。
 同ソリューションは電子的に処方箋の運用を行うことを軸とし、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報が参照できることに加え、それらを活用した重複投薬等チェックを行うことができます。

 国際モダンホスピタルショウ2024の現地会場にお越しいただいた方々、ホスピタルショウオンラインで当社サイトへアクセスしていただいた方々に感謝申し上げます。
 医療DXのみならず引き続きサイバーセキュリティ対策やHL7 FHIRへの対応を続けていき、お客様には最新のソリューションをご提供できるよう、引き続き尽力いたします。