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第27回 固定資産評価研究大会 固定資産税業務のICT・GISの活用に関する展示出展

 SBS情報システムは2024年10月11日に開催された、『第27回 固定資産評価研究大会』に参加しました。会期中は固定資産税における土地、家屋及び償却資産に対する業務支援に係る「固定資産税業務のICT・GISの活用に関する展示」エリアに展示ブースを開設し、多くの来場者に当社家屋評価システム「HYOCA-Z」のデモンストレーションと質疑応答を行いました。

固定資産税業務の効率化を

 『固定資産評価研究大会』は固定資産の評価や固定資産税などの制度に対する理解を深める場として、例年10月に一般財団法人資産評価システム研究センターが開催しています。なかでもICT・GISの活用に関する展示エリアでは当社を含めた14社がブースを開設し、固定資産税業務の効率化を図る最先端の技術や業務システムを紹介しました。
 会期中の来場者数は全体で約650名、当社ブースへは30団体40名以上の方にお越しいただきました。普段、HYOCA-Zをご活用いただいているお客様からのご質問・ご要望対応のほか、家屋評価システムの入替・新規導入を検討されているお客様にはデモンストレーションを通じて当社製品の魅力をお伝えしました。
▼当社展示ブース

タブレットシステムに注目

 会期中、最も多くのデモンストレーションを求められたのがWindowsタブレットで動作する家屋の現地調査用システム「HYOCA-Z Touch」でした。昨年末にリリースした本システムは、従来、紙で行っていた現地調査をWindowsタブレットで行えるようにした、家屋の現地調査に特化したシステムです。タブレットで撮影した建築図面に、スタンプやペン機能を用いて調査内容を残すことができます。システムのUI(ユーザインタフェース)はタブレットならではのタッチペン操作に合わせ、チェックボックスやプルダウンといった入力方式を中心に構成しており極力キーボードでの文字入力を避けた作りにしています。
 HYOCA-Z Touchは、タブレット上で登録した部材や設備のデータはもちろん撮影した写真なども「HYOCA-Z Web」の家屋台帳に連携できます。これにより、紙の図面に手書きした情報の転記漏れがなくなる、参考に撮影した現地の写真を台帳に紐づけて保存できるといったメリットが得られます。
 当社ブースに来られた、実際に調査に赴く方が「図面を撮影して使えるのが嬉しい。些細なことだが、調査先で図面をコピーする小銭を用意するのが地味にストレスだった」というお話をしてくれたのが印象的でした。
▼「HYOCA-Z Touch」画面

 近年、WEB会議でのミーティングが一般的になりお客様と膝を突き合わせて話をする機会が減少していますが、こうした展示の場で直接伺うお話が新しいサービスのヒントになり得ると考えています。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 今後もSBS情報システムは利用者の声をシステムに反映し、業務の効率化につなげていきます。