横浜市様は2025年8月、SBS情報システムのLGWAN-ASPサービスである家屋評価システム「HYOCA-Z Web」を導入しました。新システムでは、将来的な固定資産(家屋)の評価業務の効率化や、業務改善を目指していきます。
- コストと運用負荷を削減する新システム
横浜市様では従来、スクラッチ開発したシステム(HYOCA V2)で家屋評価額の算定業務を行っていましたが、開発や運用のコスト増加や業務の煩雑さが課題でした。
そこで、業務をパッケージシステムに合わせるという方針のもと、ノンカスタマイズで導入可能なLGWAN-ASPサービス「HYOCA-Z Web」が採用されました。▼山下町マリンタワー

- パッケージシステム導入のメリット
パッケージシステムでは、ナビゲーション機能が職員の操作を支援するため、経験の浅い担当者でも手順に沿って迷わず作業を進められます。これにより担当者による評価方法のバラつきや計算ミスを防止し、市民サービスに不可欠な公平・公正な家屋評価計算と業務の標準化が期待されます。
また、特定の職員に依存しがちな専門知識やノウハウが組織全体で共有され、担当者の異動や退職があっても安定した業務品質の維持が容易になることが期待されます。
- LGWAN-ASPならではの豊富なメリット
本サービスはLGWAN経由で提供されるため、自治体様側でサーバやデータベースソフトを準備する必要がなく、初期・運用コストを大幅に抑制できます。インターネットから分離されたセキュアなデータセンターで運用され、システムの監視、バックアップ、セキュリティパッチ適用といった管理業務からも解放されます。
- 自治体システム標準化への柔軟な対応
家屋評価システム自体は標準化の対象外ですが、連携する固定資産税システムは対象業務です。「HYOCA-Z Web」は、異動データの標準レイアウトに対応しているため、将来的なガバメントクラウドへの移行にも柔軟に対応可能です。
家屋評価業務の効率化やDX化を目指す自治体様は、ぜひ当社にご相談ください。
- HYOCA-Z Web の新たな研修サービス
新任担当者様向けに「対話型」「少人数制」「参加費無料」の操作研修サービスを開始しました。
令和7年度は5月から9月の間、隔週で木造家屋評価を例に、実際にシステムを操作しながら質問できる研修を実施します。参加は完全予約制で、HYOCA-Z Webをご利用のユーザ様であれば、どなたでもご参加いただけます。
【研修お申し込み】
hyoca-support@mlist.sbs-infosys.co.jp
営業本部ソリューション営業部/渡部 竜也
Tel. 054-284-9154 Fax. 054-287-5225
E-mail: t_watanabe@sbs-infosys.co.jp