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熱海市・伊東市・函南町 自治体クラウド 「STAFF-クラウド」函南町様にてサービス開始

 熱海市様、伊東市様、函南町様は総合行政情報システムの更新に伴い、SBS情報システムの自治体クラウドサービス「STAFF-クラウド」へシステムを移行します。2021年3月1日に、まずは函南町様にて運用がスタートしました。

熱海市・伊東市・函南町 自治体クラウドサービス開始

 函南町様をはじめ、伊東市様、熱海市様では、2019年10月から2020年1月に行われた「熱海市・伊東市・函南町自治体クラウド共同調達」において、当社の自治体様向けクラウドサービス「STAFF-クラウド」のご採用を決定していただきました。
 調達にあたっては、コストの削減、情報セキュリティ水準の向上、業務の標準化、共通化による業務効率改善、住民サービスの向上を目的に掲げられ、それら全てを達成するのに最適なソリューションとして「STAFF-クラウド」を提案しました。その結果、このほど稼働をむかえた函南町様では、住基・税をはじめ、福祉系を含めた30以上の業務において「STAFF-クラウド」をお使いいただくこととなりました。

コロナ禍での大規模なプロジェクト

 今回の導入プロジェクトは、「バージョンアップや法改正等を考慮し、拡張性を維持するため、業務システムの根幹に影響するカスタマイズは避ける。」ということを大原則として進めました。ただし、現在使用しているシステムとのFit&Gap分析、多岐にわたるシステムパラメータの設定、データ移行やシステムの動作検証など、稼働に向けやるべきことは決して少なくありません。また、期間中がコロナ禍と重なったことも大変影響しました。
 しかし、Web会議などを用いた効率的なコミュニケーションにより、職員の皆様と課題の洗出しから解決策に至るまで漏れのない情報共有ができたこと、県内12団体様における利用実績をもとに、現行の函南町様の運用をスムーズに新システムに合わせることができました。さらには職員様から検証作業などにおいて多大なるご支援、ご協力をいただいたことにより、予定していた全ての業務が2021年3月1日に遅延なく稼働できました。

ニーズにあったサービスを

 函南町様では、早速当社のデータセンターをご活用いただき、本年度には「STAFF-クラウドコンビニ交付サービス」を開始する予定です。今後は、国が推進する自治体DXに向け、自治体の情報システムの標準化・共通化への迅速な情報提供をはじめ、マイナンバーカードの普及促進、行政手続のオンライン化、AI・RPAの利用推進などを後押しするような新たなサービスを提案し、常にお客様のニーズにお応えしていきます。


 「STAFF-クラウド」への切り替えにあたり函南町の情報政策室様をはじめとして職員の皆様には、多忙な中、通常の業務に加え、各種打合せや検証作業など大変多くのご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。