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クラウド型電子カルテシステム「PrimeKarte」 医療法人社団 宏和会 岡村記念病院で稼働

 医療法人社団 宏和会 岡村記念病院様(坂本泰三院長:静岡県駿東郡清水町)はSBS情報システムの統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」を2013年9月より採用、ご利用いただいておりました。2020年11月21日にオンプレミス型からクラウド型「PrimeKarte」へシステム更新を行いました。

地域の中核循環器病院

 医療法人社団 宏和会 岡村記念病院様は、静岡県東部地区で循環器治療の中核を担う心臓循環器専門病院です。年間の心臓カテーテル検査数は約2000例、冠動脈インターベンション治療件数は約800例と全国でもトップクラスの症例数です。一昨年前には建物の増改築と同時に心臓リハビリテーション設備を拡充し、「治す医療」から「治し支える医療」へと転換することで地域社会に根差した医療・サービスを提供されています。

クラウド型電子カルテシステムへの更新

 岡村記念病院様は、2013年9月より弊社電子カルテシステムをご利用いただいております。今回のシステム更新では、これまでの院内にサーバ機器を設置しご利用いただくオンプレミス型から病院施設外にサーバ機器を設けるクラウド型をご選定いただきました。病院様が今回クラウド型を選択された理由は以下の6点です。
・サーバ室内の空調故障がシステム稼働に影響を与えたことがあり、クラウド化することで可用性の向上が期待できること
・次期システム更新時に大規模なサーバ機器の更新を想定しなくてよいこと
・サーバ機器の保守期限を意識しなくてよくなること
・安全な場所での患者様データの保管が可能であること
・サーバラックの物理的スペースが確保できること
・サーバ機器の保守業務で監視や修理立会いの手続き、法定停電の対応の人的作業を省力化できること
 また、これまでは他の部門システム導入は、電子カルテシステム更新のサイクルに合わせておられましたが、クラウド化することで随時システム導入の検討ができる点についてもメリットとして挙げられていました。

 SBS情報システムは、これからもお客様のご要望やニーズにあった提案を続けてまいります。最後になりますが、今回のシステム導入にあたり坂本院長、榎本副院長をはじめ職員の皆様にも多大なご尽力を賜りました。この場をお借りし深く御礼申し上げます。