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クラウドサービスを継続利用しシステム更新 「STAFF-クラウド」小山町で更新

 SBS情報システムは、総合行政システムをご利用いただいている団体すべてに対して、クラウドサービスである「STAFF-クラウド」によるサービス提供を行っています。2015年に初めてクラウドサービスを採用した小山町様では、2021年1月にクラウドサービス適用業務の拡張や機器更新を含めたシステムのバージョンアップを行いました。

クラウドサービスの範囲を拡張

 小山町様にて、2015年にクラウドサービス移行をした際、サーバ機器の更新時期の兼ね合いでクラウド化できなかったシステムがありました。今回のシステム更新で、財務システム、人事給与システム、滞納管理システムをクラウド化、また各種連携サーバもクラウド上に移行することで庁舎内のサーバ機器を減らし、管理コストのさらなる低減を図りました。
 また、システム更新にあわせ、ネットワーク機器や、ADサーバの更新なども行いました。

職員の働きやすい環境を

 職員が利用する端末は、全てウルトラスモールモデルを採用しています。基幹系と情報系の端末は、それぞれ違う本体色を採用し、見た目ですぐに違いがわかるようにしました。また、端末はディスプレイマウントキットを用いて、ディスプレイの背面と下部にそれぞれ1台設置しており、限りある机上のスペースを有効利用できる環境にしています。
 さらに、情報系のプリンタを各課の複合機に統合することにより、課内のスペースに配慮した構成にいたしました。

より強固なセキュリティを

 セキュリティ強靭化のために導入していた二要素認証の仕組みは、サーバを更新し継続して運用しています。
 あらたなセキュリティ対策として、ネットワーク監視のシステムを更新しています。セキュリティ対策上、この誌面で名称を詳らかにすることはできませんが、多くの企業で導入されているAIを活用したプラットフォームに変更し、より強固なセキュリティを目指しています。詳細は、当担当までお問い合わせください。


 小山町様が初めてクラウドサービスの利用を開始した5年前と比べると、システムの機能そのものに大きな変化はありませんが、社会情勢が大きく変化し、よりさまざまなシステムがクラウドサービスで提供される時代になってきました。
 SBS情報システムは、お客様のニーズや社会の要請にあわせた対応を引き続き行っていきます。


 最後になりましたが、今回のSTAFFクラウド更新、併せてセキュリティ強化と端末・ネットワーク機器の刷新というプロジェクトの成功は、小山町職員の皆様の大変なご努力とご協力があってこそ実現できたものと、深く感謝しております。この場をお借りして御礼申し上げます。