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ニーズに合わせたLINE情報配信「必要な情報を必要な人へ」 LINE活用ツール「KANAMETO」

 2019年5月にLINE社が開始した、地方自治体に対するLINE公式アカウント無償化の対応を受けて、静岡県内の市町ではLINE公式アカウントの開設が進んでいます。合わせて、LINE単体の機能だけではできない情報配信を実現するためLINE活用ツールを導入し、より高度な行政情報の配信に対応する動きが進んでおります。SBS情報システムはLINE活用ツールとして「KANAMETO」を採用し、各市町への提案を推し進めています。今年度は、島田市様、焼津市様、御前崎市様で運用スタートし、年度内にさらに3団体が運用開始予定です。

LINE活用ツールKANAMETOとは

 当社は、LINE公式アカウントと連携し、その機能を向上させるためのLINE活用ツールとしてtranscosmos online communications株式会社の「KANAMETO」を採用しました。このシステムと連携することによりLINE公式アカウントで「セグメント配信」など利用者ニーズの高いサービスが行えるようになります。
 「セグメント配信」は、LINEで必要な情報を必要な人へ届けるための機能です。具体的には、利用者の属性や希望ジャンルに合わせて情報配信をする仕組みです。例えば、利用者に子どもの誕生年月を入力いただくことで健診や予防接種の案内を配信する、お住いの地区を入力いただくことで、ゴミ収集日の情報などを地区別に定期配信する、といったことが可能になります。

まずは県内3市で運用スタート

 静岡県内では、2020年8月にスタートした島田市様を皮切りに、同年12月に焼津市様、2021年1月に御前崎市様にて「KANAMETO」の運用がスタートしています。
 焼津市様、御前崎市様については、以前より当社の総合情報配信サービスをご利用いただいており、「KANAMETO」と連携することでより多くの住民に自治体が発信したい情報を届けられるようになりました。

LINEだけでは実現できない機能をカバー

 「KANAMETO」ではLINE公式アカウントの顔ともなる、トーク画面の下段に表示される「リッチメニュー」を多彩に編集できる機能があります。公式アカウントでは最大6マスであるメニュー区分を、1画面12マスで編集することができます。タブ設定により3画面作成することができるため、最大12×3で36のメニュー表示ができます。例えば右図の画面例のように、市の情報を「暮らしの情報」「災害・コロナ情報」「子育て支援」といったタブに分け、行政情報を分かりやすく利用者に提供できます。
 オプション機能も充実しており、道路や公園などの破損情報の報告を受けられる「市(町)民レポート機能」や、既存のメール配信サービスと連携して防災情報などを希望する方に配信できる「メール連携機能」などがあります。


 SBS情報システムは、「KANAMETO」の正規販売代理店として、県内自治体を中心に導入支援を進めており、導入や運用の相談から、初期構築、リッチメニューデザイン、サポートに関わる業務などに対応しております。
 ここでは「KANAMETO」の機能すべてはご紹介しきれませんので、「KANAMETO」を使ってどういうことが可能になるか、関心のある自治体様は、是非、お問合せください。