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統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」 医療法人社団 岡田会 山の辺病院で稼働

 医療法人社団 岡田会 山の辺病院様(岡田二朗院長:奈良県桜井市)はSBS情報システムの統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」を採用し、2020年8月1日より稼働しました。

地域密着型の医療・介護サービスを提供

 医療法人社団 岡田会様は、奈良県桜井市を拠点に地域のニーズに応える医療・介護サービスを提供するため、山の辺病院(一般:45床、療養:20床、回復期リハビリテーション:52床、計117床)をはじめ、老人保健施設、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、デイケアセンターなどを運営されています。特にリハビリテーションには注力されており、地域の医療・福祉・介護をトータルでサポートされています。この度は、山の辺病院様に弊社電子カルテシステム「PrimeKarte」を導入していただきました。

シンプルで使いやすいシステムを

 山の辺病院様は、すでに医事会計システムを導入されており、電子カルテシステムの選定にあたっては、患者様と向き合える時間をシステムが奪ってはならないとして「シンプルで使いやすいシステム」を選定条件として掲げられました。
 弊社電子カルテシステムの、職員様毎に変更可能な入力画面や病院様の必要とする機能のみを有効にする設定が可能であることなどを評価いただき、弊社システムを採用いただきました。

コロナ禍でのシステム導入

 導入プロジェクトは、2019年12月24日のキックオフ会議からスタートし、2020年6月1日を稼働日として進めていました。いざこれからと意気込んでいたところに、新型コロナウイルス感染拡大が導入作業にブレーキをかけました。感染拡大の防止、弊社を含むシステム導入業者がお客様に感染リスクを与えてはならないという判断から、大人数での訪問や感染拡大地域からの作業者の入館が禁止となりました。
 このような状況の中、病院様からはリスクを管理しながらシステム導入を進めていけないかというポジティブなご意見をいただき、通常は対面で実施している操作講習会をビデオ講習へ切り替え、ワーキンググループはCisco Webex Meetingsを使用したオンライン形式で行うといった対応としました。
 結果、病院様のご理解・ご協力を最大限いただくことで、2020年8月1日にシステム稼働を迎えることができました。
 未だ新型コロナウイルスが猛威を振るう状況下ではございますが、SBS情報システムはお客様のご要望やニーズに適応したご提案を続けてまいります。
 最後になりますが、今回のシステム導入にあたり岡田二朗院長、岡田憲太郎先生をはじめ職員の皆様にも多大なご尽力を賜りました。この場をお借りし深く御礼申し上げます。