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周辺住民へのサービス向上を目指し小山町足柄駅に支所を移設

 小山町様は2020年7月、足柄支所を移設しました。移設先となったJR御殿場線足柄駅舎は新たに設計・建築された建物で、小山町役場足柄支所と合わせ「足柄駅交流センター」と名付けられました。支所の移設にあたり、SBS情報システムは支所ネットワークの構築、機器の接続など住民情報システムを介したサービス提供のサポートを行いました。

小山町役場足柄支所とJR足柄駅を併設

 足柄駅交流センターは、富士山に向かい登るような形状の屋根が印象的な建物です。この斬新なデザインは、新国立競技場をデザインした建築家隈研吾さんの事務所が設計しました。木造一部鉄骨造の2階建ての建屋は小山町原産の「富士山-金時材」だけをふんだんに使い、大きなガラス窓に囲まれたモダンな建物となっています。
 足柄駅は、長年無人駅でしたが、近隣にはアウトレットモールがあり、ここ数年足柄地区に観光施設が林立したこともあって、今後も大型観光施設の立地が見込まれています。更に、2021年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック自転車競技の町内開催を契機に、国内外から訪れる多くの観光客などを迎え入れるため、小山町の鉄道の玄関口である足柄駅を改築し、人を迎え入れるにふさわしい空間にしました。
 足柄駅交流センターは交通の便もよく、足柄サービスエリアのスマートI.C.からの訪問ができ、近くには富士山を一望できるあしがら温泉で日帰り温泉を満喫できます。

さまざまな住民サービスを提供する小山町役場足柄支所

 小山町の新たなシンボルとなった足柄駅交流センターに、周辺住民サービス向上を目的とした小山町役場足柄支所は開設されました。
 駅ナカという好立地に、窓口機能を有した支所を開設することで、近隣住民だけではなく、小山町への移住者に対してもより細やかなサービス提供ができるようになりました。
 小山町役場足柄支所では、戸籍関係や転入・転出の申請、住民票や税証明の発行といった窓口業務のサービスを提供しています。また、マイナンバーカードの受付業務なども行っています。
 支所でさまざまなサービスを行うにあたっては、小山町役場本庁舎と同様にセキュリティの高いネットワーク環境が必要です。SBS情報システムは、今回の支所移設にあたりネットワークの設計・構築を担当しました。本庁舎と同様の環境を整備することで、窓口業務以外にも、グループウェアや財務会計システムといった内部情報系システムもすべて利用できるようになっており、職員様が効率的に業務を行えるようにしています。
 SBS情報システムでは、お客様のニーズにあわせて、最適なサービス提供できるよう、お客様の満足度を第一に日々品質の向上に努めていきます。
 最後になりますが、支所移設の作業にあたっては、小山町の職員様に多大なるご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。