御前崎市様は、このほど職員様の在宅勤務を実現するテレワークシステム「Soliton Secure Desktop」およびネットワークセキュリティ製品「NetAttest EPS」の導入を決定し、検証を完了しました。今後、段階的に職員様によるシステム運用を開始します。SBS情報システムは、システムの導入・運用をサポートします。
- 職場以外から業務ができるように
今年に入ってから猛威をふるう新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の環境下で、御前崎市様が有事の際でも、在宅で業務を継続できるよう早急にテレワーク導入を決定されました。
以前から、生産性向上のために出張先でも自席のパソコンを操作できないか検討していたこともあり対応は素早く、昨年の弊社20周年記念セミナーで出展していた株式会社ソリトンシステムズの「Soliton Secure Desktop」の採用を決定されました。
本システムは、自席PCのデータは持ち出さず画面転送しているだけで、自宅や外出先で使うPCにデータが残りません。そのため、万が一PCの紛失・盗難などのセキュリティ事故があっても情報漏洩の心配はありません。また、使用の際には自席と同じ感覚でパソコン操作が可能です。

- 二要素認証の強靭性対策
また、御前崎市様では自席PCを操作する際に、セキュリティ強靭化のために二要素認証によるログインを行っています。自宅や外出先から接続する際に同様の強靭性を求める対策として、ソリトンシステムズのネットワークセキュリティ製品「NetAttest EPS」をあわせて導入しました。
同製品は、電子証明書を使用した端末認証により、管理者が許可した端末からしか庁内ネットワークに接続できない安全な仕組みを構築するものです。これにより未許可のPCやスマホからはアクセスできません。
接続するネットワークについては、ソフトバンク社のSmartVPN(閉域網サービス)を利用し、セキュリティを担保します。
- 働き方改革の環境づくり
本システムの構築を担当された財政課の大瀧係長から「働き方改革の環境づくりの一環として、また育児など休暇中の職員も自宅で庁内の情報を共有できるという効果が期待される」と導入の効果に対するコメントをいただきました。今後は管理者が利用者を登録して運用を広げていきます。
当社は総合行政システム以外にも、自治体職員様の業務効率化に向けたサービスの提案を行っています。コロナ禍の中、職員様のニーズに合った製品やサービスを総合行政システムベンダとして知識やノウハウを組み合わせて提供することにより、お客様の業務改善を支援していきます。