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統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」 医療法人社団 正心会で稼働

 医療法人社団 正心会様(石井紀子理事長 焼津市)は、SBS情報システムの統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」を採用し、岡本石井病院にて2020年5月11日に、石井ファミリークリニック イオン焼津にて開院日の7月2日より運用を開始しました。

地域住民のための医療・介護サービスを提供

 医療法人社団 正心会様は、急性期医療から慢性期医療を網羅する地域のケアミックス病院である「岡本石井病院」を中心に、糖尿病・甲状腺疾患を受け持つ「岡本内科医院」、この度開院した「石井ファミリークリニック イオン焼津」の3医療機関を運営されています。また、介護付有料老人ホーム「すずかけの木」、介護老人保健施設「ケアセンターゆうゆう」他複数の特別養護老人ホームなどを焼津市に展開し、地域密着型の医療・介護サービスを提供されています。

経営の健全化を目指したシステム導入

 岡本石井病院様では、今まで他社製のオーダエントリシステムを採用されていました。しかし、処置行為・指示が電子化されておらず、会計へのスムーズなコスト連携が課題となっておりました。今回、電子カルテシステムより処置行為・指示を入力し会計システムと連携することで確実な会計処理の実現を目指しています。
 また医師の病名登録を補助するツールとして、処方薬、注射薬のオーダ選択時に、その薬に必要となる疾患名の選択候補を提供する機能を病院様よりご提案いただきました。この機能を、『PrimeKarte適応病名』としてパッケージ化し新たにリリースしています。

複数施設対応によるクリニックシステムのご提供

 本院の電子カルテシステム、医事会計システムは、複数施設での運用が可能な仕組みになっています。石井ファミリークリニックイオン焼津では、本院の設備を流用することで、大きな設備投資を行うことなく短期間での導入を実現しました。
 クリニックはその名の通りイオン焼津店内にあり、土、日曜日の診療にも対応、市民の生活に寄り添った総合医療を提供されています。長年内科総合医として海外での勤務経験もある医師が、外国籍患者、小児患者も診察します。
 今後オンラインによる診療予約、LINE・メールを利用した患者呼び出しサービスを計画しており、ロケーションに適したサービスを展開していく予定です。

 SBS情報システムでは、お客様のニーズにあわせて、最適なサービス提供できるよう、お客様の満足度を第一に日々品質の向上に努めていきます。
 最後になりますが、システム導入にあたり、岡本石井病院、石井ファミリークリニック、法人本部の職員様に多大なるご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。