loading

「PrimeKarte」の新オプション 特定健診・薬剤情報参照サービス対応製品を開発

 SBS情報システムは、マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認の本格的な運用開始に合わせ「特定健診・薬剤情報サービス参照サービスオプション(仮称)」を開発しました。統合型電子カルテシステム「PrimeKarte」のオプション製品として、2021年10月にリリース予定です。

データヘルス改革への対応

 2021年10月に、国が推し進めているデータヘルス改革のインフラ基盤である「オンライン資格確認システム」の本格運用が開始される予定です。同システムは、マイナンバーカードを保険証として利用可能とするもので、マイナンバーカードの普及促進に向けて注目されています。
 これにより医療機関は、受付窓口での保険証情報確認・入力の負荷軽減、資格過誤によるレセプト返戻のリスク回避などのメリットが見込まれます。また、患者は待ち時間の緩和、限度額認定証の別途提示が不要といったメリットを受けられます。
 さらに同一の基盤を利用して、支払基金や国保中央会に蓄積された特定健診・薬剤情報を閲覧できるようになります。

特定健診・薬剤情報が閲覧可能に

 オンライン資格確認システムを導入することにより、医療機関は患者の同意を得たうえで特定健診・薬剤情報を閲覧することができます。それらを閲覧可能にする機能を当社製電子カルテシステム「PrimeKarte」のオプションとして新たに開発しました。
 救急患者など、紹介状なしに来院する初診患者の既往歴の確認や、災害時に電子カルテが復旧するまでの間、特定健診・薬剤情報を参照し、診療継続を可能にします。
 特定健診情報は、過去5回(5年分)のデータが時系列で参照できます。また、薬剤情報は過去3年分のデータを参照できます。閲覧した参照情報は、電子カルテシステムへコピー&ペーストの操作を行うことで流用が可能です。

2021年10月にリリース

 本オプションは現在開発を進めており、特定健診・薬剤情報の提供が開始される2021年10月に合わせてシステムの提供を予定しています。


 SBS情報システムでは、今後も国が推進しているデータヘルス改革へ対応を行っています。お客様のニーズに合せて最適なサービスを提供できるよう、日々品質の向上に努めます。