御前崎市様は、2021年4月に富士通Japan株式会社製の介護保険システム「MCWEL介護保険」を導入しました。SBS情報システムが同パッケージの導入と運用を担当するのは、今回が初となります。
- 導入実績豊富で評価の高い「MCWEL」
MCWEL介護保険は、富士通Japan製のパッケージシステムで、全国で492団体に導入されているトップシェア製品です。豊富な導入実績や、顧客からの評価が高いことなどから、当社の手厚いサポートサービスのもとで導入および運用すれば、より一層、製品価値と顧客に対するサービスレベルが高まると考え、当社での取り扱いを開始しました。
また、同パッケージは、お客様からの要望が多い「認定システム」や「総合事業」に対応しているほか、追加オプションで「コンビニ収納」や「スマート決済」への対応が可能など拡張性が高い製品です。これらの社会状況の変化を見据えた機能が、当社の取り扱い製品を選定する上でのポイントとなりました。
- サポート窓口の一本化を実現
MCWEL介護保険の導入は、今回の御前崎市様が、当社としての第1弾となります。
御前崎市様では長年に渡り、当社の総合行政システムをご利用いただいていますが、介護保険システムについては他社製を利用されていました。
介護保険システム更新時期を迎え、新たなシステムを検討するにあたり、トータルコストの削減や基幹系システムとのサービス窓口の一本化などをご提案した結果、当社を採用していただくことができました。

- 帳票作成業務まで一括受託
システム更新前は、自庁舎内で帳票印刷や職員様の手作業による封入封緘作業をされていましたが、システムの運用に加え、これらの帳票類の作成業務までを当社で実施しています。一気通貫でのサービス提供を実現することにより、職員様の労力削減を図ることができると考えます。
- 国の施策に合致した更新
総務省は2026年を目途に、自治体ステムの標準化推進やクラウド基盤「Gov-Cloud」への移行を進めています。システムが標準仕様になるだけではなく、運用環境も大きく変わろうとしています。
お客様への影響はまだ未知の部分が多い状況ですが、これまでオンプレミス型で運用していたシステムをクラウド環境へ移行することにより、少なからず運用の変更があると考えます。
このような状況から、今回のシステム更新によりオンプレミス型からクラウド型へとサービス形態を変更したことは、国の施策に対応していく大切な一歩であったと言えます。
SBS情報システムは、これからも皆様と将来の運用を考えつつさまざまなシステム、ソリューションの提案を続けていきます。
最後になりますが、本システムの導入にあたり担当者様はじめ多くの職員様に多大なるご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。