茨城県税務課様と千葉県四街道市課税課様はこのほど、SBS情報システムの家屋評価システム「HYOCA-Z Web」を導入しました。茨城県様は2022年1月から、四街道市様は2021年8月から、LGWAN-ASPによる運用を開始しています。
- 茨城県税務課様における家屋評価システム導入
茨城県様は、これまでエクセルの計算表を用いて家屋評価計算を行っていました。評価額の算出と確認作業に加え、3年に一度行われる評価替えに伴う計算表の修正に多大な時間を要していたことが課題となっていたことから、家屋評価システムの導入を検討することになりました。システムの導入にあたっては、評価計算時間と評価替え作業の大幅な短縮、評価物件データの一元管理など家屋評価事務の効率化といった観点からシステムの選定が行われました。
「HYOCA-Z Web」の導入により、システムのナビゲーション機能や部材・補正の登録で利用するマウスを使った直感的な操作により家屋評価計算の効率化が図られ、LGWAN-ASPによる運用ではサーバ等のハード費用の削減、バックアップやセキュリティ対策などの運用管理の効率化、災害時のデータ保全が実現できました。
▼2021年夏の茨城県庁舎
- 四街道市課税課様における家屋評価システム導入
四街道市様では、使用していた他社システムの契約更新に伴い、システムの見直しを検討し選定を行いました。システムの運用は、今後庁内システムの多くをLGWANによる運用とするため、次期家屋評価システムにおいてもLGWAN-ASPによる運用となりました。加えて、これまで使用していた他社システムで登録したデータを新システムへ移行したいという要望があり、当社は「HYOCA-Z Web」のファイリング機能で、PDF化された計算書と図面の検索・表示・印刷に対応しました。
LGWAN-ASPによるシステム運用では、ハード費用の削減のほか、これまで職員様が行ってきた日々のデータバックアップ作業が不要となり、運用管理の負担を軽減することができました。
最後になりますが、今回のシステム導入にあたり、茨城県税務課、四街道市課税課の職員様には、多大なるご協力を賜りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。
▼四街道市庁舎