富士宮市様では、ネットワーク強靭化によるインターネット仮想化の環境更新に伴い、SKY社の「SKYDIV Desktop Client」(以下SKYDIV)を採用、SBS情報システムが構築を行い、2022年2月14日に稼働しました。
- 社内部署横断での提案を実施
現在当社は、富士宮市様へ市民課窓口の証明書発行用の番号表示システム、市民課や出先機関に設置してあるPOSレジのサービスを提供しています。
富士宮市様では、ネットワーク強靭化によるインターネット仮想化の運用開始から5年経過したことに伴い、更新を検討されていました。2020年度に、当社が小山町様にてSKYDIVの構築を行った実績があることから、デジタル推進課様より提案依頼がきました。
当社には、公共事業本部のほかに、ネットワーク・ITインフラ系の構築・運用サポートを行う事業支援本部基盤サービス部という部署があり、当社顧客に対し環境構築・運用サービスを実施しています。富士宮市様へは、事業支援本部基盤サービス部の担当者が中心となり、SKYDIVの特長の紹介、他製品との比較など、細やかな提案を行ったことで、当社でSKYDIVを構築する運びとなりました。
▼富士宮市様 庁舎外観

- 使いやすさとサポート体制の安心感が採用のポイント
SKYDIVはテレワークやネットワーク分離環境などで、安全かつ便利に業務を行っていただけるシンクライアントシステムです。その基盤には多くの組織で運用されているWindows Server/Hyper-Vを採用しています。利用者の使いやすさと、直感的に使いやすい管理画面、国内開発のため日本語でのサポートが受けられることも特長の製品です。
富士宮市デジタル推進課担当者様から、今回SKYDIV採用のポイントについて「これまでのLinux環境に対して現場からの不満が多かったので、Windows環境を選択したいと考えました。また他製品と比較し、製品の管理面で信頼性があり、すでにSKYSEA Client Viewを利用していたこともあってサポートや保守体制に安心感がある点など、価格以外の面も評価しました」とのコメントをいただきました。
- DX推進に向けた提案、構築サービス
現在、各自治体様では、自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画を踏まえ、重点取組事項や地域社会のデジタル化に向け、様々な取組を計画・策定されていることと存じます。
SBS情報システムでは、住民情報システムの標準化だけでなく、DX推進に向けたご提案、構築サービスを公共事業本部と事業支援本部基盤サービス部が一体となって取り組んでいきます。
SKYDIVの構築にあたり、富士宮市デジタル推進課様には、多大なご尽力を賜りました。今後も富士宮市様DX推進のご支援ができるよう努めてまいります。この場を借りて深く感謝申し上げます。